kano-desuga

  Top     管理人日誌     お城     登山      リンク     mail     

方向音痴について

AF-S DX Zoom Nikkor ED 18-135mm F3.5-5.6G(IF)


18mm F8 SS1/1000 -0.3

我が母は昔から筋金入りの方向音痴だった。
子供の頃、母に連れられ同じ所を何度も歩かされたことがある。
子供心に、うちの母ちゃんは頭がおかしいのではと思ったが、
方向音痴と料理と掃除が嫌いなこと以外は普通に思えたので深い問題意識は生じなかった。

しかし、読売新聞の記事は長年の疑問を晴らしてしてくれた。以下記事より

---------------------------------------------------------------------

脳細胞増えないと「方向音痴」?京大教授ら解明

 道順などの記憶には脳細胞の一部が新しく作られ続ける必要があることを、京都大の影山龍一郎教授らがマウス実験で突き止めた。

 記憶障害の仕組み解明につながる成果で1日、科学誌ネイチャー・ニューロサイエンスに発表する。

 脳細胞は、減り続けるだけと考えられていたが、近年、大人でも新しい細胞ができることが分かってきた。影山教授らは生後2か月以降のマウスの脳で、新しくできた細胞を検知する技術を開発。新しく脳細胞を作れなくする操作も使って、影響を調べた。

 その結果、空間認識など複雑な記憶の中枢とされる海馬の歯状回(しじょうかい)では、8か月間で細胞数が約15%増えることが判明。新しい細胞を作れなくすると、1週間後には一度覚えた道順をたどれなくなった。また、においを感じる脳前部の嗅球(きゅうきゅう)は、1年間で6~7割の細胞が入れ替わっていた。新しい細胞を作れなくすると3か月後、組織に空洞ができた。ただ、においの記憶は残っており、道順などの記憶とは仕組みが違うらしい。

(2008年9月1日03時08分 読売新聞)

http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20080831-OYT1T00646.htm

---------------------------------------------------------------------

記事から思うに、我が母の海馬では脳細胞が新たに作られてないのかもしれない。
それでも、口八丁で弁が立つ母である。
言語中枢などの前頭葉部分は人並み以上に機能していると思われる。
方向音痴は治らない。歳をとったら徘徊老人になるおそれもある。

母にGPS付き携帯への買い替えをすすめる事にした。

 

九月のドライブ

Pentax K100D : Sigma 17-70mm F2.8-4.5 DC MACRO


19mm F9 SS1/160 ISO200

仕事の事で頭がモヤモヤしてたので気晴らしのドライブに出かけた。
いつもの事なのだが、行き先は未定。
高速道路は景色が飽きるので下道でのドライブ。
続きを読む>>

Google Chrome を入れてみた。

Chrome 2

Google社が新しくブラウザを開発したらしいのでパソコンに入れてみた。

ブラウザは「Google Chrome」なる名称。
このブラウザは「V8」なるJavaScriptエンジンを利用し
Google社の「Gmail」やAjax(Asynchronous JavaScript+XML)を利用したMapなど
高速に利用できるらしい。

実際に起動してみると、起動は早く見た目はシンプル。
現在β版での配布だが、今後はゴチャゴチャと拡張された正規版になるのだろう。
んで、色んなページを徘徊してみたが、ページの読み込みは早い。
しかし、一部動画のサイトで観づらいことがあった。
荒削りのβ版であるから仕方ないのかもしれない。
それでも、今後は大いに期待できるブラウザだと感じた。


# ダウンロード先

http://tools.google.com/chrome/

9月1日 福田首相辞任

帰宅してテレビをつけると福田首相の辞任のニュース。
先日まで、退陣しろと迫ってた民主党議員が無責任だと声を荒げている。
日本の総理は他国に比べてコロコロ変わるイメージがあるが
内閣改造の後だっただけに意外な感じだった。

戦後の55年体制が崩れたのは1990年代前半の細川元首相の日本新党が政権をとった時期。
当時はバブルも崩壊し国民は新しい政治を求めていた。
政権をとった新党、野党となった自民党は互いに政権のために
景気対策を喧伝し予算のばら撒きに精を出した。
そしてこの頃から、日本は急激に借金体質の国になった。
また、テレビなどのマスコミも政争を煽り商売のネタ作りに励んだ。

あれから15年、日本は何をしてたのだろう。
政治家は政争に明け暮れ、国民に身近な問題が先送りされたのではなかろうか。
急激な高齢化、膨れ上がった債務、教育の荒廃、課題は山積みである。
これらの問題は与党・野党問わず超党派で乗り切って欲しいものだが
政争は終わりそうにない。

もしかすると・・・テレビで政争を楽しんでる我々有権者が問題なのかもしれない。。

Pentax K100D : Tamron AF28-300mm F/3.5-6.3 (A061)


100mm F8 SS1/2000 ISO200
<< 4/4