kano-desuga

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触らぬ神に・・・

AF-S DX NIKKOR 35mm F1.8G


35mm F4 SS1/2000
帰宅して食事中、母から隣町のとある交差点の話を聞かされた。
その交差点では毎年、交通事故があり、
道路には事故で亡くなった方を弔うお地蔵さんが祀られている。
 
その交差点の近くに三十代の若夫婦が住んでいた。
若夫婦の奥さんは心優しい人だったせいか、
いつしかそのお地蔵さんに花を供えたり周りを掃除をするようになった。
 
しばらくして、夫が原因不明の病気になり入退院を繰り返すようになった。
奥さんは夫の病気の世話をしながらも、
以前にも増してお地蔵さんの世話に励むようになった。
夫の病気が早く治るようにお祈りをしていたのかもしれない。
しかし、夫は病気を苦に首吊り自殺。奥さんは一人残された。
明るく優しかった奥さんはノイローゼになり精神科に通う日々となる。
そして夫の死から半年後、、、
奥さんはお地蔵さんがある交差点に自ら飛び出しトラックにはねられ死亡。
近所の人は若い夫婦の不幸を悲しんだ。

時は流れ今日もまた、心優しい誰かがお地蔵さんに花を供えている。


母ちゃん・・・・うすら笑いをしながら怖い話をするのはやめて!!!

Comments

mogura
ごぶさたしておりました。。
うーん、真夜中に読むべきお話じゃなかった、、と少し後悔。。

でもなんだかあまりに気の毒なお話なので、なにかものすごく幸せなオチをつけてあげたくなりました。。
2009/08/27 02:16 AM
みゆ
夏の夜の怪談でしょうか。

うすら笑いが怖いかも。。ぞぞ~(ーー;)
2009/08/28 11:53 AM
狩野@酔っ払い
>>moguraさん

ほんま気の毒なお話でございます(真
ハッピーエンドのない話は後味悪いですよね。
この後味の悪さを楽しめるには修行が必要と思います。

>>みゆさん

怪談とゆうか成仏できてない何かのお話です。
うちの母ちゃん、この手の話が大好きで困ってます(痛
 
2009/08/28 11:10 PM

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