kano-desuga

　　
京都の北野天満宮、防府の防府天満宮と雰囲気は似ているが
何となく空気感が違う。
前述の天神様は参拝客や受験生がほとんどだが
太宰府天満宮の場合はアジア系の観光客が多いのだ。

参道で耳にする会話の三分の一はハングル、韓国語で
中国語や東南アジアの言語も耳にする。

国際的になったなぁ・・と歩いてると着物姿の若い女性二人を見かけた。
やっぱり和服はええねぇ、思って眺めていると
着物の所作が日本人的ではないのだ。
そろりそろりと歩くのではなく、ズンズンズンと歩いている。
んで、所かまわず自撮り棒のスマホでパシャパシャ撮影。
彼女たちの会話が聞こえてきた。彼女たちは韓国の人だった。
どうやら彼女たちはレンタルの着物を着て歩いているらしい。

そして、彼女たちを発見した東南アジア系の団体さんが、
日本着物女性初メテ見タ！一緒ニ撮影シマショ！！
と彼女たちを真ん中に20人位の団体撮影をした。

その光景を見ていた他のアジア系団体さんも次々に彼女たちと撮影。
五組100人位の日本人ではない団体さんが
彼女たちと一緒の記念写真を撮ったと思う。

日本人の女性参拝客、受験生の女の子など
誰一人着物をきてないせいか、外国人から一緒に写真をと声をかけられない。
しかし日本語を全く話せないと思われる着物を着た韓国人女性が
ジヤパニーズ・ビューティフルと下手糞な英語で褒められている光景は
何とも不思議な感じ。

楽しい日本と、正しい日本が世界に広まればと思います。ハイ