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般若心経について思ふ事。

本堂

般若心経は、正式には般若波羅蜜多心経なる名称で玄奘三蔵により訳された
262文字からなる日本で最も知られてるお経である。

で、大乗仏教の空・般若思想について書かれてあるが
最後の部分は呪術的なマントラ(真言)な側面が強調されている。
そのマントラの部分には、

羯諦羯諦、波羅羯諦、波羅僧羯諦、菩提薩婆訶
ぎゃーてーぎゃーてー、はーらーぎゃーてーはらそーぎゃーてー、ぼーじーそわか

と、書かれておりサンスクリット語(梵語)をそのまま中国語の音に当てはめたのだそうな。
しかし、サンスクリットの原文では

Gate Gate Paragate,Parasamgate,Bodhi Sbahaa
がてーがてー、ぱーらーがーてー、ぱーらーさむがーてー、ぼーでぃ すばぁはー

が、正しい発音となるらしい。

どちらの意味も、
”ゆける者よ、ゆける者よ、彼岸にゆけるものよ、彼岸にすべくゆける者よ、悟りよ、幸あれ”
らしいのだが、マントラでは意味よりも音、つまり言葉の響きが大切とされる。

思うに「ぎゃーてーぎゃーてー」と「がーてーがーてー」は
似てないとは言えないが、違う音ではなかろうかと(素
音の響きが大切なマントラで、この音の違いは大きすぎるのではなかろうか。

もしかしたら、マントラ(真言)は音が大切であるから「ぎゃーてーぎゃーてー」は
唱えてもあまり意味がないのでは?

などなど、全国の坊様に怒られそうな考えを持った私です。ハイ(弱


# 参考

https://www.youtube.com/watch?v=InkJE2PMX3Y
https://www.youtube.com/watch?v=WCIFo6zPf2Y
https://www.youtube.com/watch?v=3VgLWqff3oI&index=2&list=RDrRrJHqqNqIY

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